2019.2.27
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不動産投資

マンション経営するなら資格があると有利?効率的な情報収集・勉強方法について

(画像=Aliaksander Karankevich/Shutterstock.com)
(画像=Aliaksander Karankevich/Shutterstock.com)
仕事をする上で、資格を取得していると有利なケースがあります。マンション経営を勉強すると、不動産や資産運用などに関連した資格がたくさんあることに気づかされます。マンション経営の場合にも、資格を持っていることで有利な形で始めることができるのでしょうか。

今回は、マンション経営に関する代表的な資格を6つ挙げるとともに、マンション経営をする際にしておくと良い情報収集の方法や勉強の仕方についてご説明します。

マンション経営関連の資格にはどんなものがある?


マンション経営に関連する資格として、宅地建物取引士(宅建)、管理業務主任者、不動産鑑定士、マンション管理士、ホームインスペクター、ファイナンシャルプランナー(FP)などが挙げられます。

宅地建物取引士は宅地建物取引業法に基づいて定められた国家資格であり、宅地建物取引業を行う専門家です。不動産取引や賃貸、管理に携わることができます。関係者の利益の保護や不動産の円滑な流通のために、重要事項の説明などを行います。宅地建物取引士の資格試験に向けた勉強を通じて、幅広く不動産取引や評価などについての知識を得ることができます。

管理業務主任者は、マンションの管理業者が管理委託契約に際して重要事項の説明や管理事務報告を行う際に必要となる国家資格です。資格試験に合格した後に実務経験を2年以上積むか、所定の登録実務講習を受講することで管理業務主任者として登録が可能となります。マンション管理をめぐる諸課題についての知識を得ることができます。

不動産鑑定士は、地域の環境や不動産の諸条件を勘案して不動産の鑑定評価を行う専門資格です。公示地価や基準地価といった公的機関が公表する土地価格の鑑定評価に携わるだけでなく、企業や個人などから依頼を受けて土地の評価や資産の評価、コンサルティングなどを行います。短答試験のみならず論文試験、実務修習をパスしてようやく不動産鑑定士になれます。不動産の価値を正しく鑑定評価するための知識が得られます。

マンション管理士は、管理組合の運営やマンション管理について管理組合の管理者やマンション所有者の相談に応じ、助言やコンサルティングなどを行うための国家資格です。マンション管理の諸問題に通じている点は管理業務主任者と似ていますが、こちらは主に管理組合の立場でマンション管理の問題に取り組みます。やはり、マンション管理に関連した法律や実務、管理組合の運営などについて幅広く知識を得ることができます。

ホームインスペクターとは、住宅の劣化状況や欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期などを診断するプロを証明する民間資格です。建築構造や住宅診断方法に加えて、不動産取引についても知識を得られます。

最後のファイナンシャルプランナー(FP)は、個人のライフプランに即した資金計画の策定やアドバイスを行う職業であり民間資格です。マンション経営や不動産投資に特化した資格ではありませんが、家計改善や保険、資産運用などについて幅広い知識が得られます。マンション経営を含めて、自分のライフプランとお金について考えるのに役立つことでしょう。

他にも不動産や資産運用などに関する資格は数多く存在しますが、ご紹介した6つが代表的な資格です。こうした資格を取得できれば、専門家レベルの知識を得たことになります。

マンション経営をするのに資格取得は必須ではない


マンション経営をするだけであれば資格取得は必須ではありません。マンションの管理業務や修繕の是非の判断など、専門知識が求められる場面は確かに存在します。しかし、そうしたときには専門家の手を借りて進めればよいです。たとえばマンション管理業務については、専門資格を持つ方が在籍する不動産管理会社に業務委託をすれば、わざわざ自分で資格を取得をする必要はありません。

先ほど挙げた資格を取得するには、まとまった時間の勉強が求められます。いずれも簡単に取得できる資格ではなく、たとえば宅地建物取引士の試験の合格率は毎年15%ほどしかありません。本業で不動産会社に勤務しているなら本気で勉強するべきですが、別業界の会社に勤務しつつ不動産関連の資格を取得しにいくのはあまりに大変です。

また、資格を取得したからといってマンション経営がうまくいくわけではありません。ご紹介した資格の多くは、不動産取引や管理についての専門家を目指すためのものであり、より収益性の高そうなマンションを見つけ、より円滑に経営するためのスキルや知識を獲得するためのものではないからです。

知識を身に付けるなら書籍・セミナーが有効


マンション経営のための実践的な知識は、書籍やセミナーを通じて身に付けるのが最適です。書籍であれば、マンション経営の実務家が物件の見つけ方や融資の交渉術、管理における注意点などを分かりやすくまとめてくれたものがたくさん出版されています。マンション経営を目指すなら、まずは書籍から一般的な知識とノウハウを頭に入れるのがおすすめです。

また、不動産会社などの開催するセミナーは、書籍よりも実践的であることが多いです。書籍には記載できないようなリアルな情報やノウハウなどについて明かしてくれることもあります。こうしたセミナーを通じて不動産会社の担当者と知り合いになると、優良物件の情報を優先的に回してくれる可能性もあります。

マンション経営に関する実践的な知識や情報を資格取得のための勉強から身に付けるのは、やや困難です。マンション経営に興味を持つ初心者の方は、まず書籍で一般的な知識を身に付け、セミナーへの参加を通じて実践的な情報と人脈、ノウハウを手に入れるようにするとよいでしょう。

 
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