2019.4.12
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不動産投資

マンション経営は生命保険の代わりになる?万が一の事態に備えられる不動産投資

(写真=Jesada/Shutterstock.com)
(写真=Jesada/Shutterstock.com)
マンション経営(不動産投資)には、さまざまなメリットが考えられます。そのメリットの一つが、生命保険代わりの役割を果たす点です。不動産投資によって生命保険の代替効果を得られるため、不動産そのものが生命保険のように残された家族を支えることができます。

今回は生命保険としての不動産投資に着目し、どういった形で生命保険の役割を果たすのかをご説明します。

不動産投資家が入れる生命保険とは?

個人で不動産投資を行う際、自己資金だけで物件を購入できる人はほとんどいません。金融機関から融資を受けるのが一般的です。このローンに生命保険をつけられるのが、不動産投資の一つのメリットでもあります。

この生命保険を団体信用生命保険(団信)と呼びます。所有者(債務者)がローンの完済前に亡くなってしまった場合でも、保険会社から金融機関に対してローンの残債を支払ってくれるという保険です。自分が完済前にいなくなっても、遺された家族がローンの返済に苦しむことはありません。むしろローンがなくなり、無借金となった不動産を相続させることができます。

団信は生命保険と同じ効果を期待でき、現在加入している生命保険の見直しを図ることができます。ただし、団信加入があらゆる融資において必須というわけではありません。住宅金融支援機構と民間の銀行が提供する「フラット35」など、団信への加入が任意のローンも少なくありません。団信に加入しなければ融資を受けられないわけではありません。それでも莫大なローンを残して死亡するリスクを鑑みると、加入して損のない生命保険であると言えるでしょう。

もし団信にも他の生命保険にも加入しないまま所有者が死亡すると、ローン返済のために不動産を売却しなければいけない可能性が高いです。こう考えると、保険料を余計に支払っても加入する価値はあります。保険料は毎月のローン返済に含まれています。

遺された不動産は長く生命保険のように家族を支える

不動産投資によって加入できる団信だけではなく、不動産そのものも生命保険のような機能を果たす可能性があります。自分が生きている間に物件を「お金のなる木」に育てて、後の世代に受け継がせるというのも検討に値します。

不動産は、家賃収入という形で利益を生んでくれる資産です。そのため所有者が死亡しても、相続人やその家族に長く収入をもたらしてくれます。ある意味では所有者に対する生命保険のように、家族にお金を遺してくれるのと同じ働きを持っているのです。

団信やその他相続財産によってローンの返済が終わってしまえば、それ以上債務の返済の不要な無借金の不動産だけが残されます。生命保険のように一度に数千万円単位のお金が入ってくることはありませんが、代わりに長く家族を支えてくれることでしょう。小さい子どもを残したとしても、家賃収入が子どもの生活や教育に役に立ってくれるはずです。

万が一まとまったお金が必要なのであれば、その時点で不動産の売却を考えればよいでしょう。既にローンを返し終わっているので、仮に売却価格が購入価格を下回ったとしても家族にとっては損ではありません。売却資金を必要な用途へ役立てることができます。

不動産投資を自分の老後の生活資金目的で行っている人は多いのですが、自分の死後も遺された家族のためになるという視点を持っている人はあまりいないかもしれません。配偶者や子どもたちのために何を残せるか考えてみたときに、単なる預貯金(現金)ではなく不動産も一つの案として入ってくるのではないでしょうか。

不動産投資の隠されたメリット「生命保険代わり」に注目

不動産投資には、家賃収入や売却益、節税などといった金銭的なメリットがあります。自分の人生プランを見据えて、起業やアーリーリタイア・セミリタイアのために不動産投資を検討している人も多いでしょう。しかし、自分だけでなくその後に遺された家族のためにも不動産が役に立つということも覚えておいてください。不動産投資のメリットには、生命保険代わりになるという点もあるのです。
 

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