2019.4.8
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不動産投資

会社員が資産運用するならマンション経営と株式投資のどちらがおすすめ?

(写真=Billion Photos/Shutterstock.com)
(写真=Billion Photos/Shutterstock.com)
会社員の給料は簡単には上がりませんから、近年では資産運用を行う人が少なくありません。ただし資産運用にも方法がたくさんあるため、「どれがお得な方法なのか」と迷い、足を踏み出しかねている初心者もいるのではないでしょうか。

そこで今回は資産運用の方法をご紹介し、特にマンション経営(不動産投資)と株式投資について詳しくメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。

資産運用の方法にはどんなものがある?

資産運用の対象はいろいろ考えられます。タイトルにも挙げたマンション経営(不動産投資)や株式投資はその代表ですが、他にも債券や投資信託、先物取引や信用取引、FX(外国為替証拠金取引)、さらには金や銀などにお金を投じるケースもあります。また多くの社会人が銀行にお金を預けていると思いますが、こうした預貯金もお金を預けて運用してもらい金利を受け取るという点で資産運用の一種と考えることができます。

資産運用は、リスクとリターンの大きさから「貯蓄」と「投資」の2つに分けられます。銀行預金のように、元本割れ(預けた金額より減ること)の可能性がない一方で大きく増える可能性もないものは、貯蓄に当たります。これに対して不動産投資や株式投資などのように、元本割れのリスクがある一方で、大きなリターンを実現できる可能性のあるものは投資であると言えます。

もちろん、投資の中でもリスクとリターンの大きさによって違いがあります。たとえば日本国債(個人向け国債)ですと元本割れのリスクはありませんが、税引き前の表面利率は2,019年2月段階で0.05%に過ぎません。税引き後ですと0.04%を切ります。100万円購入しても、1年で400円未満の利息しか受け取れないことになります。これは、限りなく貯蓄に近い投資と考えられます。

一方で、先物取引や信用取引、FXなどのようにきわめてハイリスク・ハイリターンな投資もあります。これらで成功すると短期間に莫大な利益を上げられる可能性はありますが、多くの人が失敗して借金や自己破産に苦しんでいます。

以上を踏まえると、常に一定額の貯蓄をキープしつつ、余裕資金で少額からリスクの少ない投資を始めるのが初心者には無難であると考えられます。代表的な投資方法として、マンション経営(不動産投資)と株式投資のメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。

株式投資のメリットとデメリット

株式投資のメリットは、何より売却益(キャピタルゲイン)にあります。注目の薄い企業で画期的な商品が開発されたり、素晴らしい決算が発表されたりすることで株価が急伸し、投資額の何倍ものリターンをもたらす可能性があります。

キャピタルゲインだけでなく、配当金や株主優待などの形でインカムゲインを手にできるのも株式投資の魅力です。たとえば日本を代表する企業の一つである日本たばこ産業(JT)では、2019年度に1株当たり年間で154円の配当を支払う予定です。最低単位である100株保有していると、税引き前で15,400円を受け取れる計算になります。また保有する株数に応じて、自社商品を株主優待として提供しています。

株式投資で利益を得られる一方で、価格変動(ボラティリティ)の大きさによって損失を被ることもあります。何倍も株価が上昇する可能性があるということは、逆に2分の1や10分の1にまで株価が急落する可能性もはらんでいるということです。バブル崩壊やリーマンショックなどの出来事があると、あっという間に損失が膨らんでしまいます。

このように、株式投資は価格変動によって大きな利益を得られる可能性も大きな損失を被る可能性も秘めています。

不動産投資のメリットとデメリット

不動産投資のメリットは、株式投資に比べて短期的な値上がりや値下がりがないということです。そのため、長期的な目で投資しやすいと考えられます。入居者がつけば安定的な家賃収入を受け取れるので、インカムゲイン狙いの投資にはうってつけです。会社員が収入を増やす副業としてもよいですし、定年後の私的年金として不動産投資を行うのもよいでしょう。

また節税になるのもメリットです。同じ1億円でも、現金より不動産の方が評価額を抑えられるため、相続税や贈与税の節税になりやすいのです。また所得税や住民税などについても、さまざまな経費を申告することで所得を見かけ上抑えて、節税することが可能です。こうした節税目的で不動産を運営する人もたくさんいます。

デメリットとしては、空室リスクや災害リスクがあることです。ただしこれらのリスクはあらかじめ想定可能なものも多いため、購入や運営に際して対策を打っておくこともできます。空室リスク対策として家賃保証契約を不動産会社と締結したり、災害リスク対策として火災保険や地震保険に加入したりといったことが考えられます。

無理のない範囲で資産運用を実際に始めてみよう

資産運用にはさまざまな方法があるので、興味を持ったものを無理のない範囲で始めてみるのが初心者にはおすすめです。できればリスクの低い方法を、少額から試してみるのがよいでしょう。どれか一つに絞る必要はないので、慣れてきたら不動産投資と株式投資など、複数の方法に手を出して資産形成を図るとよいでしょう。
 

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