2019.3.13
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資産運用

資産運用で長く安定収入を得られる方法、どれを選ぶ?

(画像=eamesBot / Shutterstock.com)
(画像=eamesBot / Shutterstock.com)
資産運用に興味を持ったとしても、運用する方法はたくさんあるので何を選んだらいいのか迷ってしまいます。株式投資や債券、投資信託、不動産など、魅力的な投資先はいくつも考えられるものです。

今回は、初心者が資産運用を行っていくために何を意識して運用先を考えればよいのかご説明します。資産運用を実際に始める前の考え方を学んでいきましょう。

資産運用の種類とは?「貯蓄」と「投資」の違い

資産運用と聞くと、株式投資やFX(外国為替証拠金取引)、不動産投資などの方法を思い浮かべるかもしれません。しかし、最も身近な資産運用は銀行預金です。「損をするのが嫌だから資産運用はしない」というポリシーを持っている人でも、銀行口座を開設したことのない人はごく少数でしょう。私たちは、意識せずとも資産運用をすでに行っているのです。

ポイントは、資産運用に「貯蓄」と「投資」の2種類があるということです。銀行預金は貯蓄、株式投資や不動産投資などは投資に当たります。日本証券業協会によると、貯蓄と投資の違いは以下の通りです。
 
貯蓄(普通預金・定期預金など) 投資(株式投資・債権・投資信託など)
ふやすことより貯めることを重視 貯めることよりふやすことを重視
元本保証など確実性を重視 長期投資と分散投資が基本
運用成果は商品の選択時に決定
(固定金利型商品が多い)
運用成果は予測できない
(株式や債券などの商品で運用)

要するに貯蓄は比較的ローリスク・ローリターン、投資は比較的ハイリスク・ハイリターンの資産運用なのです。投資の中にもさまざまな方法があり、リスクやリターンの幅がそれぞれ異なります。しかし、少なくともローリスク・ハイリターンの投資方法は存在しないと理解しておくのがよいでしょう。

資産運用を検討する際のポイント

資産運用にはさまざまな方法があり、複数の方法を同時に始めても全く問題はありません。しかし初心者が資産運用を検討しその方法を選ぶときに、最低限頭に入れておきたいポイントがあります。「分散投資」と「長期運用」の2点です。

分散投資とは、投資対象の資産や地域、投資するタイミングを分散させることです。銀行預金と株式、株式と不動産など、異なるいくつかの商品に投資先を分散させます。日本とアメリカ、あるいは先進国全体など、複数の地域や通貨へ資産を分散させます。そして、一度に資金を投下せず何回かに分けて(あるいは定期的に)投資するよう心がけます。これによって、ある商品や地域に問題が生じても、影響は限定的です。分散投資をすると、資産運用について回るリスクを少しでも抑えられる可能性が高まるのです。

次の長期運用は、10年単位などの長期的な視野で資産運用に取り組むことです。どうしても短期的な利益を求めてしまいがちですが、これでは逆に短期的な損失に振り回されるケースが増えます。長期を見据えて運用を続けることで元本に利息が加わり、「複利効果」で資産のふえるスピードが早くなるのです。

以上を踏まえて、たとえば銀行預金&投資信託&不動産投資のように複数を組み合わせながら、資産運用をしてみるとよいでしょう。また短期の値動きに振り回されず、少なくとも数年以上の長期的視野で運用を続けるとよいかもしれません。

資産運用の第一歩としてやるべきこと

株式や投資信託の購入であれば、口座を開設すれば1~2週間程度でできるようになります。不動産投資にしても、不動産会社へ相談に行けばスピーディーに物件の選定や購入へ至るケースも少なくありません。しかし、資産運用の第一歩としてやるべきことを一つ挙げるのであれば、いきなり商品を購入するのではなく「情報収集」をすることと考えていただければと思います。

不動産投資一つ取っても、購入の手続きや融資、管理など作業がたくさんあります。もちろん行動しながら身をもって覚えてもよいのですが、投じるお金が大きいだけに可能であるならあらかじめ情報収集をしておくべきでしょう。株式投資でも似たようなもので、銘柄選定やリスク管理など理解するべきことは少なくないのです。

情報収集はインターネット記事、雑誌、書籍などから得ることができます。それに加えて、専門家の話を直接聞けるセミナーも活用するとよいでしょう。初心者向けに行っている無料のセミナーも多く存在しますので、自分に合っていると感じたセミナーに一度参加してみてください。リアルな情報に巡り合えるかもしれません。

また注意したいのは、資産運用、特にリスクを伴う投資は少額から始めるということです。始めたばかりの段階でいきなり自己資金のほとんどを投じてしまうと、失敗したときのダメージが大きく身動きが取れなくなります。少額から始めて、感覚がつかめてきたら少しずつお金を投じていくやり方がよいでしょう。その意味で、つみたてNISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)などに代表される積立投資が初心者には向いているといえます。

初心者なら資産運用で長期安定収入を目指そう

FXや信用取引、仮想通貨投資などハイリスクを伴う運用で短期的に大きな利益を上げられる人もいますが、それはほんの一握りです。資産運用にこれからチャレンジするのなら、リスクの少ない運用方法で長期安定収入を目指すと無理なく継続できるはずです。将来の自分を助けてくれるような資産形成のために、利益の見込める長期的な投資をするようにしていきましょう。

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